2024-02・03

布施琳太郎『ラブレターの書き方』(2023)

『blue』(2003)
『大室家 dear sisters』(2024)
フリップフラッパーズ』(2016)
京騒戯画』(2013)
電波女と青春男』再 (2011)
ひだまりスケッチ ハニカム』(2014)

Mega Shinnosuke - hello.wav (2024)
お柴鉱脈 - mother (2024)
お柴鉱脈 - 白めたい (2024)
Water - 子供の頃に戻りたい (2024)
vq - 肌 (2024)
黒岩あすか - 光与影 (2019)
ǢǪ - animus (2024)
tmjclub - #tmjclub vol.1 (2024)
サ柄直生 & uami - おぼろのうた (2024)
rowbai - naive (2024)
soakubeats - Crude (2018)
ミームトーキョー - アニモア (2022)
大森靖子 - MUTEKI (2017)
さよならポニーテール - 夢みる惑星 (2017)
さよならポニーテール - 青春ファンタジア (2013)
Meishi Smile - LUST (2014)

2月は主に帰省していた、長岡の新潟県立歴史博物館に行けてよかった 縄文の展示が充実しており、特に土器が壁にずらっと並んだ部屋は迫力があった 縄文はめちゃくちゃ面白い なによりものすごく昔の人々と現在を生きる我々が接点をもっていることが奇跡だね それも焼き物や石というメディアの頑強さをもってしてのものか

新潟、他には「喜ぐち」に行った 素晴らしい居酒屋 居酒屋というより「体験」に近い 喜ぐちを経験することができて本当に良かったと心から思う

新潟滞在中に長野にも行ったよ 県境を越えた瞬間に天気が良くなって、やっぱり新潟は呪われた土地なのだと確信 長野の綿半スーパーセンター中野店に行ったよ 野沢菜の炊き込みご飯と真澄の銀撰パールライトカップ買った 美味しすぎるでしょうが

安藤尋『blue』を観た、写真みたいな映画だった 音も言葉もいらない 好きだ

新潟の空いてる映画館で『傷物語』を観ようと思ったのにあろうことか上映期間が終了、そこでなんとはなしに『大室家』に入ったが大満足だった すごい うちのめされたね 監督が龍輪直征でカットの積み上げ方や引き算の美学を感じるレイアウトにシャフト味を感じたり でももちろんそれだけではない、凄まじい作品だった 時代を変えろ

三月に入ってすぐ東京に戻り、バックDJ2つに集中するデカい制作1つ、慣れない映像を含んだ制作1つ どれもとても楽しかった 音楽のことをやることがこれまで以上に楽になってきていて成長を感じる(?) 西美のやつとvirtual riverのアーカイブをぜひ見てくださいね できればフィードバックください

あとはひたすら散歩など 東京にまあまあの量の雪が降ったこともあったね 初めて見たけど正直いままで舐めてて、想像以上にがっつり降って大変だった 人がいない場所に限定されるかもしれないが、雪が降っているとき特有の静けさ——街が静止しているかのような心地のよい孤独——それが肌に馴染んで、息がしやすくなる

散歩は江ノ島、みなとみらい、お台場へ 中華街に10年ぶりに行きました 人が多い なんかピロシキみたいなやつ美味しかったのと、食器を買えた 江ノ島では朝マック食べたんだけどマックグリドルはなんかもう、別にいいかも やっぱりメガマフィンにトマトのトッピングだね えのすいには深海に生きる化学合成生態系の展示があって、太陽の光をほとんど必要としない生物たちの在り方はリオタールが『非人間的なもの』において提示した太陽の死以後の思考についてまったく別の角度から(地球の奥深くから)インスピレーションを与えてくれるのではないかと予感した

詳細を書くときりがないので省きますが今月分に挙げた音楽のリストはどれも衝撃的ですごく驚いたものばかり、身体を再編してくれる すごい

展示もいくつか見た、AVA (旧Hello Bee)での「Parallax / Notations」で見た川卜紗氏の作品はもうめちゃくちゃ良かった...... ドキドキした ドキドキさせてくれる展示が好きだ うん すごかった...... それから銀座で野村在を観られたのもよかった 緊張感があった あれを見た人と話してみたい

そういえば大学を卒業して4月から働き始め、で、すごい勢いで酒量が増えていて真剣にまずいと思っている 感覚器官がバラバラになって理性が機能しなくなるほどに酔うと、自分の身体を、時間を、世界を我が物として取り戻せたような実感が湧いてくるので 御冷ミァハだったか、いや恐らく霧慧トァンかな、が不健康でいることの自由が必要とか言ってたのを痛感する でも流石にまずいので減らします 正気を保つ そして今月(?)から2週間に一回へとこの記録を付けるスパンを短くしようと思う いま2月3月ぶんを書いてるのに無茶な気もしますが やる

ちょっと早めに出てきちゃったけど4/10のマサカーに行けたのが本当に本当に良かった

2024-01

青島もうじき『私は命の縷々々々々々』(2023)

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』(2013)
『干物妹うまるちゃん』(2015—2017)

関谷拳四郎, 陽羽 - Unlock! PipoPack! (2023)
有元キイチ - Tama, Tokyo (2024)
小袋成彬 - Piercing (2019)
Tiroru - 汽笛の海 (2024)
Oolacile - Be Curious (2023)
チャットモンチー - チャットモンチー BEST 2005-2011 (2012)
Perfume - パーフェクトスター・パーフェクトスタイル (2006)
いよわ - オーバー! (2021)

青島もうじき『私は命の縷々々々々々』を読んだ、本当に良かった。読み終わったけれど、でも自分のなかでは終わっていない、呼吸するようにまた読んで、その動きを身体に慣れさせたいと感じた。文体や比喩の反復によって手触りが、主題が立ち上がってくるような気がするし、そのような小説を読んだのは初めてだったから嬉しかった。自分がアンビエントの音楽を制作していることに兼ねてから疑問というか自信のなさ、戸惑いを感じていたが、それを祝われたかのような気分になった。読むことができてよかったと思う

お台場はいつ、何度訪れても気持ちがいい。身体に馴染む。人がいないし。人はいないほうがいい。あと月島がとても面白かった。もんじゃの焼き方が分かったし、今まで思っていたよりも美味しいことが分かって、つまりもんじゃ焼きとの和解を果たしました。しかしああいう味の濃いものをちまちま食べていく動作はおつまみの感覚に似ていて、だからもんじゃ焼きはお酒のアテだと思うのです

今期アニメは『ダンジョン飯』『魔法少女にあこがれて』『姫様"拷問"の時間です』で行く。あとフリーレンと薬屋、アンデラも視聴している。『まほあこ』は覇権アニメ。『姫様』は姫様が今まで奪ってきた命と向き合う展開があるのかどうかだけが気がかり。萌え

大学関連のことでやらなくちゃいけないことが全て終わり四月の就業まで何もない、どうせなら旅行とか気楽にしたかったがお金がなさすぎるので部屋に籠って寝ているかアニメを視聴するか制作するかしている。さようなら

大学図書館の本をなるべく読んでおこうと思ってマリオ・ペルニオーラ『無機的なもののセックス・アピール』を読み始めた。めちゃくちゃ良くて、良いというか、分かる、という感じ。文体が咀嚼しずらいがこだわらずどんどん進めていくと結局、そうですね、となる

Tiroru - 汽笛の海が素晴らしかった。いつの間にか音楽はこんなところまで来てたんだ!って怖くなった

今更だけど自分自身のために環境を良くしていこうという欲望や気力をもてない。具体的にいえば服がなさすぎて外に出るのが難しくなっている。素敵な服を見繕って着ることは素晴らしいだろう、でもその価値はあくまで自分から切り離されたところにあって、こっちに引き寄せてこようとはとてもじゃないが思えない。あとお金がない。幸せになりたいのに何が幸せか分からないし、分かったところで手段も気力も何もない

アルバムを制作していて、きっと良いもの、面白いものになると思うけれど、でもだから何、というか、本当に虚しい。虚しくないものが何一つとしてない。世界と関わろうという意欲がなくなってしまった。アルバムも完成したら公開すると思うけど、でもだから何?って感じで。さようなら......

有元キイチの詞は空間や時間から切り離された言葉が手触りのみのイメージを作り出している気がする。つまり一次元的な。でも音楽はそうではない、だから不思議で魅力的だ

2023-12

リオタール「非人間的なもの 時間についての講話」(2010)

『特別編 響け!ユーフォニアム ~アンサンブルコンテスト~』(2023)
ひだまりスケッチ』(2008-)
『ひきこまり吸血姫の悶々』(2023)
『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』(2023)

ひとひら- つくる (2023)
RAM FIGHTER - ハム子、笑って。 (2023)
荒井優作, mado - 砂 (2023)
Flume - Paleces (2022)
チャットモンチー - 生命力 (2007)
MEISHI SMILE - STAR (2014)

12月は19日までずっと卒論を書いていたので特に記憶がない
18日にsafさんのリリパと公開収録があってDJをした 朝まで卒論の作業をしたあと少し仮眠を取り、急ごしらえでセットを作ったため会場に着いたときには気絶しそうだったが始まってみると本当に素晴らしいイベントで、その場にいるだけで力が湧いてきた
未来への希望と信念、美意識が音や身体の動き、技術といった物理的な要素へと還元されていたし、safさんが完全に星になっていた かっこよかった
また、lazydoll氏のライブはdigicoreらしく盛り上がる局面もあれど、アンビエンスを場に染み渡らせる時間も効果的に用いられていて、アンビエントないし環境音楽の新しい側面を発見できた気がした
たくさんの人と話せて嬉しかった 一ヵ月以上会話をしていなかったため上手くできなかったかもしれない 話してくれた人ありがとう

東京の冬はカラッと晴れていて嬉しい とはいっても用事がなくては外に出ないし、かといって用事があるとお金がなくなっていくので難儀だ お金がたくさんあればいいのに

もはや12月の振り返りではないが、元日は江の島に初日の出を見に行った 元日や初日の出は物理的には普段となんら変わりないものだが、社会の人々全体がそれを特別だと思い込んでいるゆえに、なんだか本当に特別であるかのような気がしてくる 反対に、災害は人間の意志や願いとはまったく関係なく発生する われわれがいくら人間の文化に心動かされたとしても、人間は自然の一部、ごく小さな一部でしかない(という気づきさえ限りなく無力に近い)

その後は帰省で新潟に滞在していた 新潟は...... 新潟ってなんなんですか?

東京に戻ってからは学校に行く以外ずっと寝ていて嫌な気持ちでいる 何かをしたい、と欲望する機能が失われてしまってずっとお酒を飲んで気を紛らわせているが健康面が心配だからそろそろやめたい あとなんだか妙に膝が痛くなってきていて、怖い 頼むからしばらくしたら何事もなかったかのように治っていてくれ 歩くのが大好きだし、それに病院にどうやっていけばいいのか実感としてよく分かっていないし、怖いから

すごく良いらしいという評判だけ耳にしていて怖くなってしまい聴けていなかった「ひとひら - つくる」を聴いた ありがとう 本当に素晴らしい ずっと欲しかった情動があった 傑作であり、怪作

moreruのインタビューがとても良かった ありがとう 自分もはやくアルバムを完成させなくては

ひだまりスケッチが狂うほど面白い

まだブルーアーカイブを始められていない 俺は弱く、愚かだ

12月、久しぶりに海ほたるに行けて心から嬉しかった その日はたまたま満月で、海面が煌々と照らされていた

そういえば新潟は遠くに山々を見ることができるのがとても良かった 遠くのもの(とりわけ美的なもの)に視線を投げかける行為はそれ自体、われわれに良い影響を及ぼすと思う(ベンヤミンアウラの要因として遠視を挙げていたはず) 関東平野は(富士山以外)見ることのできる山がない(逆に東京タワーやスカイツリーといったランドマークがその役割を果たす?)し、そもそも密集しているから視線は遠くへたどり着く前に遮られてしまって、新潟というか他の地域と比べると近視的な(?)世界観で生きてしまいそうだ 京都に行ったときも山が見えて嬉しく感じられたのを思い出した

2023-10・11

『妖狐x僕SS』(2011)
異世界おじさん』(2022)
ガヴリールドロップアウト』(2017)
Angel Beats!』(2010)
江戸前エルフ』(2023・再)
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』(2018・再)
グリザイアの果実』(2014)
未確認で進行形』(2014)
ブレンド・S』(2017)
つり球』(2012)
じょしらく』(2012)
ふらいんぐうぃっち』(2016・再)

lazydoll - plant + pixel (2023)
Perfume - PLASMA (2022)
Ninajirachi - 4x4 (2023)
転校生 - 転校生 (2012)
syrup16g - HELL-SEE (2003)
有本キイチ - 「0110」(2023)
Eriko Toyoda - Have You Smiled Today? (2011)
Naked Under Leather & 没 a.k.a NGS - Revolver (2023)
ぽんぽこ - Bokeh (2023)
花譜 - わたしは人類 at I SCREEM LIVE 2 - Cover (2023)

札幌に行くために成田空港へ向かった
千葉の田園地帯に送電塔が建っている景色がとてもしっくり来て満足だった
成田空港に来たのは二回目、中をうろうろするのは初めてでとても面白かった COSPA売店があってこれから飛行機に乗るというのにアニメTシャツを購入してしまった いやはや

札幌で出演させてもらったiroriは本当に良かった!!
Plastic Theaterの音響の良さも相まって、DJはただ音楽的な(内的に了解される美)だけでなく、空気振動のコントロールを通して身体に(物理的に!)影響を及ぼすことがとても理解できた
また、VJが本当に良かった...... 音楽イベントというよりも視聴覚体験としてすごく衝撃的な時間だった
これは比喩的な意味ではなくて、文字通り、時間芸術をリアルタイムで構築していく技術は一瞬だけでも未来をここに連れてくる経験だと確信した それを行うとき、指先は少し先の未来から操作される——そして未来をつくり出していく——そんな、現在と未来の相補的で相互参照的な関係が実現される

念願だった山岡家にも行けました 嬉しい 醤油ラーメンにバターをトッピング
馴染みのない旅行先で一人で飲食店に入ることができるとこの先も生きていけるような気がしてくる 気、だけだけど
札幌では主にPerfumeを聴いていた ひんやりした空気が最高
ところで屋内と屋外の温度差を地元の方々はどう乗り切っているのですか 慣れ?

飛行機の乗り方を完全に理解したのでもっと札幌をはじめとした様々な場所に簡単に行きたい

その後は卒論を書くために一ヵ月以上誰にも会わず会話せず過ごしていて狂いそうになってきた といっても毎日ちゃんと作業を進められているわけなく一日やったら二日ほど天井を見て過ごしていてかなり厳しい 一週間後が締め切りなんですけどこれ大丈夫なのか 高校を卒業してからピタリと止んでいた希死念慮がまた顔を出しつつあって自分の脆さに気付く

でもその反面で急須でお茶を淹れたり簡単な料理をしたりと、これまで三年以上やれてこなかった「生活」をやれそうな気配もしている 奇妙だと思う

昨日は気力が切れたので一人で横浜に行って海を見ながらビール飲んだ 京都ブルーイングの冬のIPAは自分が飲みたいと思っていた味にジャストミートしてきて、すべてが理想的でびっくりした 初めて赤レンガ倉庫周辺まで歩いて、あと横浜大さん橋ホールにも行った とにかく変な場所ですね 景観を構成するあらゆるものにカラフルな電飾が施されており、たしかにキレイだと思う向きもあるものの、美を感じ取る過程としてこれほど単純で情趣のないことがあるか、とへそを曲げたくなる レストランに行ったら超美味しいガムが出てきた、みたいな
まだ気力が切れたままでいる 現状を前に進めようというエネルギーが湧いてこない

NinajirachiのEPに「あの頃」のEDMを感じてすごく気に入った EDMがポップスに飲み込まれたり過剰な方向に発展したりするのでなく、ダンスミュージックらしいかっこよさを真っ直ぐ追究していたらこうなったのかもしれないと思った もっと色々な要素もあるんだろうけど
そしてlazydoll氏のアルバムもまさにこういったものが欲しかった!という発明で感服した すごくフィットする

卒論が終わったらブルーアーカイブを始めようと思う 絶対に 強い意志をもって

視聴したアニメだと『つり球』と『じょしらく』が本当に良かった 『つり球』良かったな...... そして『ふらいんぐうぃっち』はやっぱりとってもエッチだ
アニメ・キャラクターがマニキュアを塗っているのが好き キャラクターの容姿は大抵の場合キャラデザ——つまり作品世界の外部から設定されたものとして理解されるけど、マニキュアはキャラクター自身が塗ったように感じられて、その美的な企みが、生きている身体が、物語が立ち上がってくる

2023-09

谷崎潤一郎春琴抄』(1933)
柴田勝家アメリカン・ブッダ』(2020)

キズナイーバー』(2016)
キルラキル』(2013・再)

uami - t e n s e  i (2023)
mochi pop - queer planet (2023)
やなぎなぎ - 鱗翅目標本 (2015)
Fire-Toolz - I will not use the body's eyes today. (2022)
Amuxax - endandstart (2023)
RADWIMPS - RADWIMPS 4 ~おかずのごはん~ (2006)

もう10月半ばなので(?)9月のことなんか思い出せないですよ
いつのまにか夏休みが終わってたけどさあ 夏ってこれからだから 夏本番は

生きていて特になにも楽しくない
お酒を飲んでも愉快な気分になることが滅多になくなった
かといってやめることもできない 痩せたいのでやめたいんですけど

みなとみらいのハンマーヘッドという施設にあるコンビニにクラフトビールが大量に置いてあるとネットで見て、行ってみたら本当だった あそこは素晴らしい 最高
海の横で飲んでたら対岸で火事が起きていて大きな煙の柱が上がっていた
みなとみらいは素晴らしい場所  一日中あのあたりを歩いて過ごしたい

祖母の誕生日にかこつけて高級な出前のお寿司を食べた

崎陽軒のピラフ弁当を食べた 美味しい 崎陽軒シウマイ弁当以外を食べるということ、それは権威主義を解体するための美的な実践
ところでピラフは過小評価されている気がする もっとピラフは食卓において定番のポジションにあっていいと思う

京都に行った
職人が練り切りを作るところを見た
和菓子の世界においては季節と花が等しい関係にあり、季節を表現することは花を表現すること、その逆も然り、であった 花は時間の象徴であり、目に見えて香りを嗅ぐことのできる時間だ
一方で、仏教における装飾的文様の代表格である宝相華は美のために考案された空想上の花であるという それは花でありながら時間から切り離された、美という目的のみのために存在するものだ

銭湯から上がって番台でお酒を買って飲んだら信じられないほど酔いが回って鴨川に落ちた

某寺院の阿弥陀堂は内陣のあらゆる面に金箔が貼られていて、それがライトアップされているのが下品だった もったいない 金箔は照らすな

観測範囲が狭いので実際どうかは分からないが、関西はベンチが多く、さらに排除ベンチをほとんど見かけないのが良いと思った むしろ東京に排除のモニュメントが多すぎるのか これが当たり前の感覚になっているのが怖い

今月は、というか来週は札幌に行く 札幌が好きなのでとても楽しみ
札幌周辺の情報を求めています 山岡家に初めていく予定ですが何を食べればいいのでしょうか

東京のシーン(この言葉何?)に飽きた 自分はもう面白いと思えません
当分の間はそういう情報を目にしたくない 面白くないよ

キズナイーバーを視聴した 主題への興味はそれほどなかったが映像として素晴らしい出来だと思った とりわけ第十一話は凄い 凄すぎる コンテが上手すぎるのではないでしょうか 研ぎ澄まされていて、全てのカットが計算し尽くされていた

22歳になった だからなんだっていうんだ いかに幸福になることを諦められるかどうか、生から目を逸らし続けられるかどうか、そういう闘いをやっていくのであろう きっと あなたが好いているひとはあなたを愛さない もうそういうふうにしかやっていけないのだと思う 違うか?

谷崎の春琴抄を読んだ たくさんの作品を読んだわけではないが、今のところ谷崎作品で一番好きだ

2023-08

伊藤ていじ『日本デザイン論』(1966)

傷物語』(2016)

DEKISHI - CULT REMIX BY YUSAKU ARAI (2023)
Syrup16g - coup d'Etat (2002)
百足 & 韻マン - MILLION (2023)
Le Makeup - Odorata (2023)

八月はほぼずっと帰省していた 新潟......
新潟駅の万代口と南口が開通して地続きに通れるようになっていて感動した
こんなに簡単なことが......
あと唎酒ができてよかった 楽しい

新潟花火を観られたのもよかった
夜闇に金色の花火が上がっていると浄土宗の寺の内陣のようで綺麗だ

市の美術館で「前衛」写真の展示をやっていた 牛腸茂雄めっちゃ好きだ
心配になるほど感覚が世界に対して開かれているというか、内側をめくって外気に晒しているかのような
ちょっとずれるけど牛腸の写真集が置いてあった図書館で新潟の瞽女のひとの伝記を見つけて、冒頭だけ読んだがとても気になった そのひとは幼少期に目が見えなくなったひとで、でも以前に見た庭の花の鮮やかな色をずっと覚えていると語っていて、それが牛腸の『見慣れた街の中で』の生命力あふれる色彩感覚とリンクして受け止められた

今年も酒田に行こうと思っていたが行けず リベンジしたい

アニメはずっと物語シリーズ再視聴のと今期アニメの観落としを回収してた
今期、なんかいいね

久々にイベント出演した ELRAD本当に良かった
楽しかったし、どの演者も誇張ではなく最高だったし、vqで泣いた
急遽延長になってブースにPC置いてUSBに曲を書き出したのもいい経験になった

アルバムを作ろうと思っているけどすごく難しい
この一年ほど意味のあるものを作ることに嫌気がさしていて意味ないことを意味するようなものを作ろうと思ったがわけわからなくなってきた
じっくりやる 別に音楽じゃなくてもいいしね
そもそも制作なんかしてる場合じゃないという見方もある 厳しい

小石川植物園すごく良かった
植物ってさあ いいね

百足と韻マンのEPびっくりするほど傑作だった
正統派のトラップであると同時にブルースだった 本物

部屋を綺麗に片づけて美しく生きたい
そういえば新潟の窯元で買った陶器の器がすごく良くて嬉しい
美しい道具に見合う美しい暮らしをしたい いや本当に

美しくなりたくてブルーアーカイブをインストールしたのですがチュートリアルの途中で怖くなってそこから進められない スタート段階にも立てない 悔しい 悔しい

2023-07

中二病でも恋がしたい!』(2012-2018)
たまこまーけっと』『たまこラブストーリー』(2013/2014)
さんかれあ』(2012)
物語シリーズ』(2009-)

aus - Light in August, Later (2010)
宇多田ヒカル - 初恋 (2018)
相対性理論 + 渋谷慶一郎 - アワーミュージック (2010)
神聖かまってちゃん - 静かなあの子 (2019)
DJ Q , tofubeats - Sirius (fea. DEKISHI) [VIP] (2023)

京アニ作品で視聴していなかったものを視聴した ありがとう
中二病でも恋がしたい!って画面の前の自分も思わず叫んでしまったね
たまこまーけっと、とにかくすごい作品だった 首のほくろに気を取られて話がはいってこない

さんかれあ、本当に素晴らしい作品だった 監督はシャフト仕事が多くて最近は「かぐや様」のコンテも描いてる方なんですね 「かぐや様」の異常な面白さの秘密が分かった
松の樹がたくさん描かれている部分に特に死を感じて、自分のなかに 松=死 の連想があることに初めて気づいて興味深いと思った
それにしても...... 良い作品だった...... どのキャラクターにも骨身に染みついた悲しみがあって、でもそれを夜風の穏やかさがすべて包んでしまっているような情感がある

今月はアニメを視聴していても音楽を聴いていても、これはブルースだな......と思うことがあった 月日が経って色褪せても決して消え去ることのない悲しみのような妙味が、ある

物語シリーズを再視聴したら自分の美意識が完全に物語シリーズによって規定されていることを確認できた 視覚的なものも音楽に関するものも、自分の感性は物語シリーズによって定められている これ以上は言うことない

関西のイベントに行けたの本当に良かったな 東京のシーン(シーン?)(?)(??)に飽きていたのでとても刺激になった まずDJが上手すぎる センスがあれば何であっても繋げられることを学んだ それに集まっているひとたちがあんまり固まって話したりスマホ見てたりしていなくてアウェイでも不思議と居心地が良かった 関西めっちゃ良いな...... いや本当に 良いイベントだった...... 7/21麻雀と7/22Hopefull Battle

翌日は京都と宇治を20km歩きましたが完全にアニメ・ツーリングでしたね
特に大吉山、想像以上に歩く時間が長くてびっくりした あれデカい楽器を持って歩くの絶対イヤです 変態
それにしてもいつ行っても宇治は最高 完璧 もう居るだけで良い ああなりたい(宇治に)

関西にまた行きたいです 無料で